六甲山廃墟巡り、摩耶観光ホテルなど

まこっさん

2011年09月02日 17:41

台風12号が近づく中、六甲山に行き、廃墟巡りをしてきた。
行ってきたのは、廃墟好きの間では有名らしい摩耶観光ホテル(通称マヤカン)だ。
今日は台風の影響で風が凄まじく、「バキバキッ!」という凄い音がしたと思ったら、風圧で木が幹から
折れるところを初めて見てしまった。
なんでこんな日に来たんだろ?俺。

とりあえず用心しながら進めということね。

途中、摩耶花壇という建物があり、せっかくなのでここも中に入ってみることに。









今にも崩れそうな中の様子。









下へと続く階段があったので、降りてみることにする。









薄暗い通路があり、なかなかいい雰囲気を醸し出している。









通路の横には、このような広い部屋があった。
何に使われていたんだろう?









さて、次にいよいよ摩耶観光ホテルへ。
この建物はかなりデカそうだ。








中に入ると、窓ガラスはほとんど割られており、壁も剥がれていて風化が進んでいる。
1994年まで使われていたとは思えないくらいだ。

やはり建物は人が手入れしないとすぐ傷むのね。









古い鏡に映る自分を撮ってみる。
中に吸い込まれそうで、なんかコワい・・・。









大ホールらしき部屋があった。
奥はステージとなってる。









このホールは洋風な窓ガラスがたくさんあり、光が差してとても明るい。
この建物のなかで一番ホッとする場所だと思った。









なぜかピンクのソファーが置いてあった。
誰かが後で持ち込んだものだろう。









この壁のアートも、後から描かれたものだろうな。









これは炊事場?









庭園らしき場所。
草がボウボウに茂っている。







雨漏りで床に水が溜まっている。








ステージは床が腐っていた。









下の階へと続く階段があり、おりてみると薄暗い廊下が・・・。
このフロアはどの部屋も薄暗く、おどろおどろしい雰囲気だ。









このフロアもかなり広く、いくつも部屋があった。
この部屋は窓がとくに印象的だ。









ここは厨房だったのかな?
デカい冷蔵庫だかオーブンだかが放置されている。









なんか懐かしいコーラの冷蔵庫。
そうそう、こんな栓抜きが付いてたよ。

昔はペットボトルなんて無かったから、ビンをリサイクルしてたな。
空きビンを店にもっていくと10円キャッシュバックしてくれたし、今よりよほどエコだったと思う。









このフロアにも大ホールが・・・。
床を見てみると、高級そうな絨毯が敷かれている。









トイレの中に、こんなモノが置いてあった。
「氷」と書かれているところを見ると、アナタはカキ氷製造機ですね?









懐かしの黒電話。昔の実家を思い出すよ。
「ジーコロコロ、ジーコロコロ」という音を聞いて電話を連想する人は、年がバレます。









さらに地下へと続く階段が・・・。
これ、フラッシュをたいてるから明るいが、実は真っ暗でかなりコワい。









降りてみると、浴場だった。








それにしても、どの部屋も窓がいっぱいあるな。
朽ち果てた薄暗い部屋の中に、外から差す夏の日差しがなんとも言えない雰囲気を出してる。









外からの様子。








神戸の景色がとても綺麗なホテルだったんだろうな。
昭和7年から営業したらしいが、ここから見える当時の神戸の景色はどんなだったんだろう?









以上、摩耶観光ホテルでした。



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