大阪クライマー

展望の素晴らしさでは定評のある天和山（1284.7m）に登ってきた。
本当はこの日、天和山に登るつもりじゃなかったんだけどね。

車で峠越えをしている途中、みごとな雲海を見ることが出来たので写真を撮った。







実はこの日、釈迦ヶ岳に登ろうと思って途中まで車を走らせていたのだが・・・。




ビックリマークを２つも書かれると、さすがに行く気が失せる。

仕方がないので、この辺で手頃に登れるヤマはないかなー、と地図を眺めていると・・・
あったあった、手頃なヤマが。

それが今回登った天和山というワケだ。








無意味に派手な和田郵便局そばの路肩に車を置き、和田発電所へ向かう橋を渡ったところが登山口だ。









さすがにこの時期、登山口辺りに雪はほとんど残っていない。
平日のせいか他の登山客は皆無で、一人で黙々と登ることにする。









このルート上には鉄塔がいくつかあって、途中までは送電線の下を沿って歩くという感じだ。









鉄塔を見るとなぜか遊びたくなるのはナゼだろう？










この日このヤマに登ったのは僕だけだったらしく、動物の足跡しかない。
これはキツネか。








尾根筋をひたすら登る・・・。
このヤマ、思ったより急坂が長く続いてて、けっこう体力がいるわ。









和田の集落と高城山、武士ヶ峯などをバックに登る。
こういう登山道は好きだ。

頭上には送電線が走っている。









沢を渡る箇所があるが、この日のようなシャバシャバ雪では滑りやすくて危ない。
アイゼンがあれば問題ないが、なければ危険というところが数か所あった。

ちなみに僕は登りはアイゼンを着けず、下りではアイゼンを着けた。









気持ちの良い尾根筋だが、けっこう急だ。









これは５つめの鉄塔だったかな。

ここまで来ると頂上は近いと思っていたが、ニセピークをいくつか越えなくてはならず、
アップダウンの連続で割にキツい。

「え？ここが頂上じゃないの？」と２、３回思ったわ。








小屋があった。
扉はカギが掛かっていたので入れないが、窓から中を覗いてみるとベンチが１つ置かれてあった。









弥山、八経ヶ岳の雄姿が見えた。
なるほど、これは素晴らしい。









そしてようやく、天和山の頂上に立った。
ここから少し下ったところが、最高の展望場所になっている。









それがこの場所。

ここで大峰の名だたる名峰群を愛でながら食べる弁当はサイコーだ。
たとえそれがコンビニのそっけない弁当であってもだ。
グスン。









以上、思い立っていきなり登った天和山でした。