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2014年10月05日

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊

昨日はモリヒロと2人で釈迦ヶ岳(1799.6m)に行き、深仙小屋で夜を過ごした。
大峰奥駈道でもっともボロいこの山小屋には、さすがに僕たち以外に宿泊客はいなかった。

13時30分、太尾登山口からスタート。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





登山道上にあるジャマな木を倒す(マネ)。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊






稜線上に続く登山道は景観も良く、歩くのが気持ち良い。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊






午後の時間帯だとやはり景色が良く見える。
延々と連なる山々はなんだか神々しい雰囲気だ。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊






15時、古田の森を通過。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





少しだけ秋の雰囲気が漂っているかな。
それはそうとモリヒロのヤツ、短足のクセに足が速い(いや、俺が遅いのだろう)。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





15時55分、釈迦ヶ岳山頂に到着。
360℃広がる展望を楽しむも、次があるので先を急ぐ。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





そして16時40分、深仙小屋に到着。
わかってはいたが、あらためて見ると想像以上にボロい小屋で、ここに泊まるのかと思うと悲しい気持ちになってくる・・・。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊






さて、小屋に着いたからといって、今日の予定が終わりというわけではない。
僕は、あの山にリベンジせねばならないのだ。


というワケで、あからさまに嫌がるモリヒロをつれて大日岳へと向かう。

そして見事、リベンジ成功!
風がほとんど無かったおかげで、なんとか大日岳を正面から制覇することができた。


下からモリヒロ。
「下を見たら終わりじゃー!」と叫びつつ上を目指す彼の姿を見て、「人生もぜひそうしてくれよ」とひそかに思う僕であった。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





上から僕。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊






そして再び小屋に戻り、焚き火職人のモリヒロはさっそく焚き火をしはじめた。
彼はとにかく焚き火が好きで、どこに行くにしてもすぐに「じゃあ焚き火しようぜ」と言ってくる。

そんな彼は、キャンプファイヤーのイベントがあるという理由だけで某高校を受験し、そして落ちたらしい。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





さらに彼は小屋の中でも焚き火をし始めた(一応、火を焚く場所はある)。
しかし、あまりの煙さに「こんなとこで寝たら、死んでまうぞ」という結論に至り、さすがに小屋の中の火は消すことにした。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





とにかく、酒をかっ喰らって寝るしかやることがない。
晩飯のメインは鶏肉鍋だ。
それにしてもこれって便利だね。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





小屋の中の様子。
床は硬くて痛いわ、安モンの寝袋は寒いわで、これは修行なんじゃないかと思うほど辛かったぞ。
そして台風接近の影響からか、夜は雨が降ってきて風も強かった。

釈迦ヶ岳の深仙小屋で一泊





翌日は下山するだけだったが、強い風と横なぐりの雨に難儀した。
そして帰りに「きすみ館」という温泉で体を温め、民家でおばあちゃんが売っていた「本しめじ(超ウマかった)」を買って帰路に着くのであった。





タグ :釈迦ヶ岳

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Posted by まこっさん at 20:26│Comments(2)大峰山脈
この記事へのコメント
ああ、お疲れ様でした。

すごいタイミングで行って来られましたね。
ご無事でよかったです。

釈迦ケ岳、絶景ですよね。
大日岳リベンジご成功おめでとうございます。
Posted by まん at 2014年10月06日 09:50
まんさん、ありがとうございます。
10月4日泊で、10月5日下山時は稜線上にかなり強い雨風が吹いており、飛ばされそうになりながらもなんとか下山しました。
Posted by まこっさんまこっさん at 2014年10月06日 14:37
 
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    コメント(2)