歴史を感じながらの二上山周遊コース
昨日は、歴史を感じながら気軽に登ることのできる二上山(517.2m)に行ってきた。
奈良県側から雄岳と雌岳を巡る、周遊コースだ。
11時40分、道の駅「ふたかみパーク當麻」に車を置き、二上神社口方面の田舎道を歩く。
12時0分、加守神社に到着。
この左手から登山道となる。
山頂付近までずっと続く坂道。
そんなに急ではないが、汗が噴き出てくる。
途中、墓らしきものがあったので立ち寄る。
板には「天武天皇皇子大津皇子」と書かれてある。
どうやら宮内庁が設置したものらしい。
ネットで調べてみると、
このページに詳しいことが書かれていた。
なにげなく立ち寄った場所について調べてみると、なかなかに深い物語があったりして面白いものである。
葛城二十八宿の、第二十六番経塚。
雄岳山頂付近にある
葛木坐二上神社。
寂びれた神社である。
そういや、前回ここに来た時はお金を徴収されたが、この日は誰もいなかったな。
払う気も無かったが。
そのすぐ脇にある「二上白玉稲荷大神」の石碑。
これもネットで調べてみたが、詳細はわからなかった。
そして13時15分、雄岳山頂に到着。
ここが二上山の頂上ということになる。
続いて雌岳に向かう。
雌岳の方が標高が低いので、下るかたちになる。
13時30分、分岐となる馬ノ背に到着。
ここから急な階段をひと踏ん張り登れば、雌岳である。
13時40分、雌岳の広場に到着。
広場からの景色。
地図を持ってきてなかったので、下りは少し迷ったが、岩屋峠から沢沿いを下ることにした。
一旦、馬ノ背に戻ってそこから下山した方が楽だったかも。
14時50分、下山口となる祐泉寺に到着。
スタート地点のふたかみパーク當麻に戻る途中にある大池には、カモが2匹いた。
そして16時頃、ふたかみパーク當麻に戻ってきた。
すぐ近くのふるさと公園で、豆腐味のソフトクリームを食べてしばし休憩。
帰りがけに、もう一つの楽しみである、
中将堂本舗のよもぎ餅を食べに行ったのだが、なんとタッチの差で売り切れてしまい、食べ損ねるハメに。
ショック大である。
このコースは、近くに
中将姫伝説の
當麻寺もあり、歴史を感じながら山に登るには打ってつけである。
そして、適度な汗を流した帰りに美味しいよもぎ餅に舌鼓を打つという、デートコースとしてもオススメだ。
彼女と二人で歴史上の人物に思いを馳せ、その切ない物語を共有すれば、2人の仲もグッと親密になること請け合いである。
もっとも、大きなお世話かもしれないが。
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