2010年09月28日
金剛山地 クソマル谷ルート
昨日は一人で金剛山地のクソマル谷ルートを遡行してきた。
金剛山山頂には行かず、下山路はそのままダイトレから久留野道ルートを歩いて戻った。
金剛山山頂には行かず、下山路はそのままダイトレから久留野道ルートを歩いて戻った。
なんだか変なネーミングのこの「クソマル谷」だが、数ある金剛山ルートの中でも、かなり難ルートで知られているらしい。
スタート地点は白髙大明神だ。
しばらくの間は林道が続く。
車のタイヤの跡があったので車で通れるのだろうが、おそらく地元の林業を営んでいる人の車だろう。
しばらくすると、久留野峠ルートの分岐点がある。
左へ行けばちゃんとした登山道で、この道は下山で通る予定だ。
バツ印の方向へまっすぐ進む。
ほどなく林道は終わり、草の生い茂った道となる。
滅多に人が通らないのか、荒れ放題という感じだ。
夏の季節は虫もいるし、ちょっと不快な道ではある。
しかしすぐに道は開け、谷沿いの気持ちの良い道となった。
テープは時たま間違いやすい場所、道の分岐などには貼ってあったが、ある程度のルート・ファインディングのテクニックは必要だろう。
どうやらこの日、僕よりも早くこの谷に踏み込んだ人がいたらしく、明瞭な踏み跡が残っていた。
初めて歩く谷沿いの道で他人の靴跡を発見すると、やはりホッとする。
しばらく右岸を歩いていると、倒れた木に行く手を阻まれた。
その少し手前にテープが貼ってあり、谷へと下りる踏み跡がある。
ここから谷の中を行くということなのだろう。
途中、谷から離れて荒れた道になると、「こっちで合っているのだろうか?」と不安になる。
でもまあ、要は谷沿いを行けば道を間違えることはないので大丈夫ではあるが。
再び谷の中を行く。
もうそろそろ核心部分の滝が見えてきてもいい頃だと思った時・・・。
第一の滝、クソマル滝が突然目の前に現れた。
トラロープが張られているが、この滝はロープ無しの素手で登ることができた。
でも一応は安全のために、いつでもロープを掴める体制は取っていた。
続いてすぐに、第二の滝が現れる。
コイツはさっきよりも少し手ごわい。
素手で登れないことはないが、危険なのでロープを活用する。
ただし、このロープも100%安全というわけではないので、テンションは最小限にし、なるべく自力で登るようにした。
そして第三の滝。
この滝はすぐ右の崖にトラロープが張ってある。
滝をロープ無しで直登するのは無理なので、素直にこのトラロープの世話になって右から巻く。
右から巻いて崖の上をロープ伝いに歩くのだが、ここはかなり怖い。
足元は狭く、左側はかなり高度感のある崖だ。
この日一番怖かったのは、実はこの場所だった。
3つ目の滝を越えると、谷は左右に分かれる。
どっちに行けばいいのか少し迷ったが、地図から判断し、右の谷を登ることにした。
結果は正解で、すぐにテープがあり、踏み跡もあった。
この後は退屈な谷歩きがしばらく続く。
足元の岩場はもろく、落石を起こさないよう注意しながら歩いた。
途中、沢ガニを見つけた。
ちなみにこの日見た動物はヘビ、カニ、あとカエルはいっぱい見た。
谷を詰めると、今度は急な斜面を登らなければならない。
道らしい道は無く、とりあえず上まで登ればダイトレに出るはずだ。
けっこうキツいが、木がたくさん生えているので休憩はできる。
ダイトレに出た。
左側の斜面からよじ登ってきたワケだ。
やはり整備された登山道は気持ちがいい。
このあと、ちはや園地に行こうと思ったが、以前に行ったことがあるのでやめた。
下山は久留野道ルートを通り、スタート地点へと戻る。
久留野道ルートは滅多に人が通らないのか、数えきれないほどクモの巣に頭がひっかかって不快な思いをした。
結局この日はダイトレでの昼食時以外には誰にも会わなかったが、まあ、マイナーなルートであることは間違いないだろう。
クソマル谷ルートの核心部分は3つの滝が連続する僅かな区間だけで、あとは退屈な道が長く続くというイメージだった。
さほど難しいルートとは思わなかったが、次はさらに難しいと言われている「イワゴノ谷ルート」にチャレンジしてみたい。
スタート地点は白髙大明神だ。
しばらくの間は林道が続く。
車のタイヤの跡があったので車で通れるのだろうが、おそらく地元の林業を営んでいる人の車だろう。
しばらくすると、久留野峠ルートの分岐点がある。
左へ行けばちゃんとした登山道で、この道は下山で通る予定だ。
バツ印の方向へまっすぐ進む。
ほどなく林道は終わり、草の生い茂った道となる。
滅多に人が通らないのか、荒れ放題という感じだ。
夏の季節は虫もいるし、ちょっと不快な道ではある。
しかしすぐに道は開け、谷沿いの気持ちの良い道となった。
テープは時たま間違いやすい場所、道の分岐などには貼ってあったが、ある程度のルート・ファインディングのテクニックは必要だろう。
どうやらこの日、僕よりも早くこの谷に踏み込んだ人がいたらしく、明瞭な踏み跡が残っていた。
初めて歩く谷沿いの道で他人の靴跡を発見すると、やはりホッとする。
しばらく右岸を歩いていると、倒れた木に行く手を阻まれた。
その少し手前にテープが貼ってあり、谷へと下りる踏み跡がある。
ここから谷の中を行くということなのだろう。
途中、谷から離れて荒れた道になると、「こっちで合っているのだろうか?」と不安になる。
でもまあ、要は谷沿いを行けば道を間違えることはないので大丈夫ではあるが。
再び谷の中を行く。
もうそろそろ核心部分の滝が見えてきてもいい頃だと思った時・・・。
第一の滝、クソマル滝が突然目の前に現れた。
トラロープが張られているが、この滝はロープ無しの素手で登ることができた。
でも一応は安全のために、いつでもロープを掴める体制は取っていた。
続いてすぐに、第二の滝が現れる。
コイツはさっきよりも少し手ごわい。
素手で登れないことはないが、危険なのでロープを活用する。
ただし、このロープも100%安全というわけではないので、テンションは最小限にし、なるべく自力で登るようにした。
そして第三の滝。
この滝はすぐ右の崖にトラロープが張ってある。
滝をロープ無しで直登するのは無理なので、素直にこのトラロープの世話になって右から巻く。
右から巻いて崖の上をロープ伝いに歩くのだが、ここはかなり怖い。
足元は狭く、左側はかなり高度感のある崖だ。
この日一番怖かったのは、実はこの場所だった。
3つ目の滝を越えると、谷は左右に分かれる。
どっちに行けばいいのか少し迷ったが、地図から判断し、右の谷を登ることにした。
結果は正解で、すぐにテープがあり、踏み跡もあった。
この後は退屈な谷歩きがしばらく続く。
足元の岩場はもろく、落石を起こさないよう注意しながら歩いた。
途中、沢ガニを見つけた。
ちなみにこの日見た動物はヘビ、カニ、あとカエルはいっぱい見た。
谷を詰めると、今度は急な斜面を登らなければならない。
道らしい道は無く、とりあえず上まで登ればダイトレに出るはずだ。
けっこうキツいが、木がたくさん生えているので休憩はできる。
ダイトレに出た。
左側の斜面からよじ登ってきたワケだ。
やはり整備された登山道は気持ちがいい。
このあと、ちはや園地に行こうと思ったが、以前に行ったことがあるのでやめた。
下山は久留野道ルートを通り、スタート地点へと戻る。
久留野道ルートは滅多に人が通らないのか、数えきれないほどクモの巣に頭がひっかかって不快な思いをした。
結局この日はダイトレでの昼食時以外には誰にも会わなかったが、まあ、マイナーなルートであることは間違いないだろう。
クソマル谷ルートの核心部分は3つの滝が連続する僅かな区間だけで、あとは退屈な道が長く続くというイメージだった。
さほど難しいルートとは思わなかったが、次はさらに難しいと言われている「イワゴノ谷ルート」にチャレンジしてみたい。
タグ :クソマル谷
Posted by まこっさん at 10:36│Comments(2)
│金剛山地
この記事へのコメント
私は冬にしか行ったことないですが、ブッシュそれほどでもなかったようですね。
イワゴノは最後ブッシュで、ダイトレに飛び出して、のんびり歩いている人たちにびっくりされてください。
イワゴノは最後ブッシュで、ダイトレに飛び出して、のんびり歩いている人たちにびっくりされてください。
Posted by RIKO at 2010年09月28日 19:41
RIKOさん、こんばんは。
コメントくれてたんですね。
ありがとうございます。
実はRIKOさんのブログの過去記事を読んでクソマル谷に行ったのでした。
今後も参考にさせていただきます。
では!
コメントくれてたんですね。
ありがとうございます。
実はRIKOさんのブログの過去記事を読んでクソマル谷に行ったのでした。
今後も参考にさせていただきます。
では!
Posted by まこっさん at 2010年10月01日 18:41