ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2010年10月03日

お菊山に、お菊松を見に行った

お菊山(332.8m)にパタ子と二人で行ってきた。
お菊山は、烈女・お菊の哀史を秘めた里山である。
豊臣秀次の娘、お菊は大阪夏の陣で討死した夫、山口兵内の仇討ちのため、徳川側の浅野軍を山口村で挟み討ちにする作戦を立て、それを知らせるため男装して大阪城入城に成功した。
途中、この山で黒髪を断ち、髪と鏡を松の木の根元に埋めたことが、お菊松とお菊山の名の由来だ。

帰途でお菊は敵方に捕えられて処刑されてしまったが、それにしても激しい女だな、お菊さん!


そんな激しい女・お菊さんが夫の仇討ちのために覚悟を決めたこの山を、ぜひ登ってみたいと思った。
ちゅうわけで、この日はお菊さんに思いを馳せながらの登山である。



「新滝の池」手前にクルマを置き、舗装路を歩く。

お菊山に、お菊松を見に行った





新滝の池の横の舗装路をしばらく歩く。
この道は散歩している人も何人かいて、なぜか駐車場でキャンプしている家族もいた。

お菊山に、お菊松を見に行った






なかなか綺麗な景色である。
ただし、下に降りるのは禁止されている。

お菊山に、お菊松を見に行った





しばらく歩くと、滝の池に着く。
背後の三角錐の小ピークがいい感じである。

ちなみにこの池は人造湖らしい。

お菊山に、お菊松を見に行った





ようやく山道になったと思ったら、かなり急な坂道である。
でも、今日はトレラン・シューズを履いてきたから軽く登れそう!

お菊山に、お菊松を見に行った





黙々と急坂を登るパタ子。

お菊山に、お菊松を見に行った






すぐに急坂は終わり、尾根道となる。
さて、ここからはプチ縦走がしばらく続く。

お菊山に、お菊松を見に行った






たまに木々が開けた場所から景色が見える。
海の向こうに、関西国際空港がよく見える。

お菊山に、お菊松を見に行った





けっこうダラダラした長い尾根道が続く。
思ったより時間がかかるなあ・・・。

それにクモの巣は多いし、風が無くて暑いし、ちょっと不快な気分。
でもようやく、あと1kmのところまで来た。

お菊山に、お菊松を見に行った





ようやくお菊山山頂に到着!
「お菊松、烈女菊姿見の遺跡」と彫られた石碑がある。

この場所には木でできたベンチがあるので、ここで昼食を食べることにした。

お菊山に、お菊松を見に行った





下山は来た道を「昭和池分岐」まで戻り、そこから「青少年の森」方面に下って元の場所に帰ることにした。

分岐からすぐアスファルト道になり、気分がハイになるパタ子。
実は彼女、山道は嫌いなんである。

お菊山に、お菊松を見に行った






南大阪の展望。
夜は夜景が綺麗だろうな。

お菊山に、お菊松を見に行った





途中にまた分岐があり、このジャリ道を辿っていくと「新滝の池」に戻ることができる。

お菊山に、お菊松を見に行った




このお菊山だが、低山なので夏はやっぱりちょっと不快かもしれない。
ちなみに10月~11月いっぱいはマツタケ山となるので、登山道をそれてはいけないことになっている。

やはり紅葉の季節がオススメかも。







タグ :お菊山

このブログの人気記事
今年ようやくの初登りは生駒の大原山へ
今年ようやくの初登りは生駒の大原山へ

同じカテゴリー(和泉山脈)の記事画像
雨山から雨山自然公園へ
初心者向けの沢登り、滝畑・千石谷
犬鳴山をハイキング
犬鳴山の修験道から高城山を往復
梵天山から大阪湾を眺める
雨山へ二回目の登山
同じカテゴリー(和泉山脈)の記事
 雨山から雨山自然公園へ (2020-04-12 19:38)
 初心者向けの沢登り、滝畑・千石谷 (2017-07-30 08:24)
 犬鳴山をハイキング (2016-10-10 15:18)
 犬鳴山の修験道から高城山を往復 (2013-03-11 11:19)
 梵天山から大阪湾を眺める (2012-04-05 13:10)
 雨山へ二回目の登山 (2011-04-11 20:04)
Posted by まこっさん at 15:16│Comments(2)和泉山脈
この記事へのコメント
  キレイな山並みにキレイな景色。

オレも登ってみたくなったわ。


それにしてもバタ子さんって

体力あるねぇ~(*´∀`*)。+*
Posted by たろう at 2010年11月23日 21:30
よう太郎!
山はええぞー、太郎もいっぺん登ってみ?
なんか知らんケド、クセになるから。
Posted by まこっさん at 2010年11月24日 11:25
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
お菊山に、お菊松を見に行った
    コメント(2)