吉野の桜は散ったあと
来週くらいに吉野の桜を見に行こうと思っていたが、どうも来週では遅いらしいということで
昨日行ってきた。
近鉄吉野駅で下車し、そこからロープウェイは使わずに、歩いて奥千本を目指す。
七曲り坂から吉野の町に、まずは入る。
ここは大峰奥駈道のスタート地点でもある。
吉野の古い街並を見ながら歩くのも楽しいもんだ。
黒門を抜ける。
この黒門は金峯山寺(きんぷせんじ)の総門で、昔は大名でも槍を伏せ、馬から降りて通ったという関所だそうだ。
金峯山寺銅鳥居(きんぷせんじかねのとりい)が見えてきた。
創立年代ははっきりしておらず、聖武天皇が奈良の大仏を鋳られた銅の残りで建立されたと伝えられているんだと。
また、安芸宮島の朱塗りの木の鳥居、大阪四天王寺の石の鳥居と並んで、日本三鳥居の一つとされているらしい。
道端には土産物屋や旅館、あと陀羅尼助店や葛餅屋なんかが軒を並べる。
金峯山寺が見えてきた。
これが金峯山寺の本堂である蔵王堂。
かなり大きい建立物だ。
展望台。
桜は咲いてないなあ。
世界遺産の吉野水分(みくまり)神社。
世界遺産の金峯神社へ向かう。
この辺りが奥千本だが、やはり桜は散ってしまったようだ。
西行庵。
歌人の西行が3年にわたり、身を隠すように暮らした場所。
ここで弁当を食べた。
風情のある場所である。
これがシーズンには桜で埋め尽くされるんだろうな。
平たく開けた大地。
ここも休憩するには良い場所だ。
大峰奥駈道に咲く葉桜。
この日見ることが出来た桜はわずかだったが、歴史を感じる街並みを歩くのは楽しかった。
来年また来るかな。
でもあまり人が多いとイヤだけど。
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