シェイクスピア氷柱群、4年ごしのリベンジへ。
2月24日(土)、友人のモーリーと二人でシェイクスピア氷柱群を見に行った。
4年前は一人で行き、装備不足もあって途中でヘタれた俺だが、二人ならたぶん大丈夫だろうと思ったわけである。
11時に到着した頃にはすでに車が多く置かれており、我々は国道沿いの路肩に車を置くことにする。
ツアーなんかもあるのか、4~5名でのパーティも複数いたようだ。
周囲のパーティが皆ヘルメット着用に10本爪アイゼン、ピッケルというフル装備なのに対し、僕らはというと6本爪アイゼンとストック1本のみ。
モーリーに至ってはアイゼンすら持ってなかったので、パタ子用のアイゼンを僕が貸してやったのだが、
なぜか片方の足だけベルトが極端に短くて届かず、車中で途方に暮れる男が一人・・・。
それでもベルトをギリギリいっぱいまで調整して伸ばし、なんとか登山靴への装着に成功。
最悪の場合、
片足アイゼン男になるところであった。
まるで金剛山にでも登るかのようなカッコウの僕らを見て、複数の方が「前爪のあるアイゼンじゃないと厳しいですよ」とアドバイス(非難?)してくれる。
片足アイゼンじゃなくて本当に良かったね、モーリー。
でも嬉しい誤算というか、この場所も有名になったせいか多くの登山客が訪れるようになり、
急峻な雪の斜面も踏み固められており、階段状になっていてとても登りやすかった。
もうだいぶ雪が解けた時期ということも、難易度を低くしている理由かもしれない。
また、危ない箇所はロープが張ってあったりで、思いのほかあっけなくシェイクスピア氷柱群に着いた。
スタートからおよそ2時間ほどである。
これはリア王。
氷柱の裏側。
近くで見るとすごい迫力である。
自然が作り出す氷のオブジェ。
綺麗だ。
これがマクベス。
マクベスに僕らが近づいた時、子供の頭ほどの大きさの氷の塊がすぐそばに落ちてきた。
もし直撃していたらヤバかったな。
こういう事が起こるから、やっぱりヘルメットは必要だ。
アイスガーデンには寄らずに、往復4時間ほどの行程。
帰りに入之波温泉で汗を流し、帰路に着くのであった。
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