大峰、冬の天女の舞へ
昨日、大峰の天女の舞と呼ばれる場所に一人で行ってきた。
坪ノ内林道が崩壊で通れないので、天川川合からの往復ルートである。
天川村の雪はそれほどでもなく、チェーンなしで天川村役場まで行くことができた。
そして車を置き、役場を出て右へグラウンド沿いに歩けば登山口が見えてくる。
10時10分、山裾に取りつく。
展望の無い植林帯をしばらく登ると、送電鉄塔に出る。
ここは視界が開けており、眼下には集落も見える。
しかしこの集落、目の前に山あり川ありで、エラいところにあるな。
12時20分、坪ノ内林道に出た。
ここまで車で来れたら楽なのだが・・・。
そしてすぐまた山道に入る。
ここまでは誰かの踏み跡があったが、ここからは無くなっていた。
なんでだろう?と思いつつ山に入る。
木も寒そうだ。
しばらく歩き、気が付くと坪ノ内林道が真横に沿っており、踏み跡が付いていた。
そうか、ここまで林道を歩いて来れるんだな。
13時50分、栃尾辻に到着。
ここから天女の舞までは、目と鼻の先だ。
天女の舞に行くには登山道を離れ、1518地点目指して尾根を登らなければならない。
ところが誰の踏み跡も無かったので、ちょっと通り過ぎてしまった。
そして引き返してきて、まっさらなパウダー状の雪に膝まで埋まりながら尾根を登り、それらしき場所にたどり着いた。
14時30分、この時にはもうヘトヘトだったので、「もうここが天女の舞ということでいいわ」と思った。
けれどその後、この付近を走り回って看板を発見。
間違いなくここが天女の舞だとわかり、一安心。
この日、この場所には誰も来なかったらしく、誰の踏み跡も無い雪と、怖くも美しい景色をひとり占めである。
この場所で昼飯を食べようと思ったが、寒くてとても食べれなかった。
それに時間的にもギリギリだったので、早々に撤収することにした。
下山時となって、ようやく晴れ間が見えてきた。
帰りは、坪ノ内林道をしばらく歩く。
そして17時、天川村役場の5時のサイレンを聞きながら下山。
日が暮れる直前であり、ちょっと反省。
この日はアイゼン無しで登ったせいか、けっこう時間がかかったなあ。
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