大峰参りの古道から、人影薄い百合ヶ岳へ
今日の天気予報は快晴だったので、山に行くと決めていた。
行ったのは百合ヶ岳(1345.8m)である。
百合ヶ岳は別名、大所山と言い、「日本の山1000」に数えられる名峰だ。
下多古から村道を経て林道に入り、物置小屋の前の広場に車を置く。
午前10時20分、すでに数台車があり、その内1台は「百合ヶ岳登山ツアー」のバスだった。
物置小屋前の分岐が登山道入り口だ。
景観の無いブナ林の急坂な登山道がしばらく続く。
こういう道は、苦手である。
頂上直下までは見どころがほとんど無く、退屈な道が続く。
その昔、貴人の墓があったという台地があるはずだが、見つけられなかった。
このコースで唯一の絶景ポイント。
ブナの林の中にある三角点標石。
ここが百合ヶ岳山頂だ。
展望は木の間ごしに見える程度だが、気持ちの良い場所である。
下山コースは山頂を通り過ぎ、400mほど歩いたところで左の尾根に入る。
大峰らしい、木の根だらけの尾根を歩く。
左は断崖絶壁となっており、下を覗きこむとかなり怖い。
靴ヒモを締め直し、ほぼまっすぐな急角度の下り坂を一気に下れば、あっというまに琵琶滝からの道に出合う。
琵琶滝までは行かなかったが、川に足を浸してリフレッシュした後、午後3時ちょうどに下山。
お手軽に登れる山だが、1回登っとけば、もういいかな。
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